レバレッジの怖さ |
FX取引の魅力のひとつに、少ない資金からでもレバレッジを効かせて自己資金よりも大きな金額を売買できるというメリットがあります。各証券会社のセールスページにも、「1万円から始めるFX!」なんて言葉が踊っています。しかしそんな甘い言葉には、実は怖さが潜んでいるんです。
確かにレバレッジは投資を行う上で、ある程度利用することは必要だと思います。しかしレバレッジの怖さ(リスク)を十分に認識できていないうちに、レバレッジを高くして取引を行うのは、非常に危険です。
特にはじめのうちは、資金を減らさないことが最大の課題です。いきなり資金が底をついたのでは、早々に市場から撤退することになってしまうからです。
あるTV番組で、ポンド/円を大量に保有しサブプライムショックで資金1000万円が数10万円になってしまった主婦の方を取り上げていました。
資金1000万円に対して2億4000万円分のポンドを買っていたそうです。レバレッジはおおよそ14倍だったと思われます。TV番組の一部分なのですが非常に興味深く、また初心者が陥りやすい罠だと思います。
単通貨のみを取引しているにもかかわらず、高いレバレッジで責めるのは非常に危険です。単通貨の取引は、とても楽です。しかしその通貨が下落すればそれでおしまいです。リスクヘッジが全く効いていません。
サブプライムショックは、多くの個人投資家を市場から撤退させたとても大きな暴落でした。ただし暴落は大小あれど、1年間のうちに数回必ず起きるものです。サブプライムショックは想像以上の大幅な下落となりましたが、この先同じような暴落は同じようにやってくるでしょう。
リスクコントロールをおこなっておらず、レバレッジを高く取引をしていれば含み損が膨らみ、いずれ強制決済(破産宣告)を受けることになるでしょう。
そうなる前に、リスクを十分に考慮したポジションを立てることが、市場に参加し続ける最低限の条件です。
証券会社の甘い言葉につられて、資金を増やすためにはじめた投資で損をしないために。
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